大きく育ってくれました!


A(16歳)がモヨに入居したのは2015年12月3日。


母親が彼を虐待した罪で逮捕されたとき。


その時は児童局からの依頼で、母親の刑が決まり、親類を見つけるまでの短期入居の依頼だった。


それが1年の刑が確定し親戚も見つからず、そのまま預かることになった。

正式入居は2015年12月22日。


とても痩せた神経質そうな子どもだった。


身体には多くの虐待の傷跡があった。


十分に食べさせてもらえず、客が来ると外に出され、近所の人々に助けられながらの生活。


学校へ行けないことも多く、学校では友達にお弁当を分けてもらったことも多かったと聞いた。


モヨに来ても、なかなか馴染めない無口な子だった。


免疫力が低いとのことで、チョットしたことでも長引き、病院通いが続いた。


母親が受刑している刑務所に彼とともに1ヶ月に一度は通った。


母親は涙を流して彼に謝り、必ず更生してして迎えに来ると約束した。


恩赦で10ヶ月で出所、一度は彼を訪ねて来たものの、その後行方不明。


見つけたときは元の娼婦に戻り、アルコール中毒だけではなく、ドラッグにも手を出し、脳まで侵されているとのことだった。


そのまま彼はモヨに居続け、時には悪さもし、時にはスタッフや私を困らせもしながら、今年高校に入学。


先日入学手続きのため、彼と同行し高校へ行った。



いつの間にか彼は私の身長を遥かに超え、見渡すと新入生の中でも目立つほど背が高い方だった。


彼の夢はフィジシャンになること、その夢に向かって新しい一歩を踏み出した。


いつか彼の母親にも彼の姿を見せたい。


本当に大きく育ってくれました!



1月16日(木)記    テル

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